映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』や『ゾンビ』を生み出したホラーの巨匠ジョージ・Ａ・ロメロが生み出した「ゾンビ映画」の定番といえば、人間を襲うゾンビたちがクローズドサークルで溢れかえり、わずかに生き残った主人公たちが知恵と勇気を振り絞るサバイバルを描いたものを想像するだろう。

今回、ともさかりえが出演する映画『オー・マイ・ゼット！』は、その世界観をひっくり返した問題作に仕上がった。

仮にゾンビパニック」が終息して、わずかに生き残ったゾンビがいたとしたら現実世界ではどう言ったことが起こるだろうか。

恐らく、一部の好事家によって高値取引され、ペットとして裏の世界で人気を博しているに違いない。

そんな「if」の世界を描いたのが、この映画だ。

そして、「もしも」そのゾンビを捕獲したら、一体いくらで取引されるのだろう？

一軒の家に迷い込んだゾンビを巡った騒動は間違いなく、面白いものに仕上がっていることだろう。

映画「オー・マイ・ゼット！」予告編

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設定だけでなく、癖のあるキャスト・監督にも注目だ。

主演は、本作が映画初主演となるお笑いトリオ「東京03」の角田晃広。

共演に舞台やドラマでも活躍中の実力派女優・ともさかりえ。

北野武監督作品をはじめ、『テルマエ・ロマエ』や『トイレのピエタ』にも出演経験のある森下能幸。

『恋の罪』、『ワンダフルワールドエンド』ほか、舞台を中心に活躍する町田マリー。

若手注目株の柾木玲弥は、『みんな！エスパーだよ！』や『ライチ☆光クラブ』などで人気を博した。

『暗殺教室』や『オケ老人!』の新鋭・萩原利久なんてキャストもいる。

そして、監督は木曜洋画劇場の予告なども手がけてきた「予告界の鬼才」神本忠弘だ。
『少林サッカー』、『マッハ！』、『キャビン』、『鍵泥棒のメソッド』などの数々のヒット映画の予告編を作り続けてきた男が、初監督にして、新たなゾンビ映画を誕生させた。

ゾンビ映画なのになんとも笑えてしまいそうな本作は、11月5日（土）より、シネマート新宿 / シネマート心斎橋にて1週間限定レイトショーが決定している。期間限定なので、ぜひチェックしてもらいたい。

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