その取材とは、10月に全国ツアーの最終公演をニューヨークで行う、9人組アイドルグループのCheeky Paradeによるもの。彼女たちがが記者となり、各界で日本を代表し、また世界で活躍する著名人へメンバー自身が取材するという企画内容だ。

PUFFY、ルー大柴、蛯名健一など世界で活躍する著名人に取材を行っている。
そんな中、この企画の1回目に取材をした山口裕子さんとのインタビューが話題となっている。
インタビュー内で彼女たちから「私達にはチィキスというキャラクターが居るんですが、この子を人気者にする方法を教えて頂けませんか？」という質問に対し、ハローキティのデザイナー山口はキャラクターを人気にする秘訣を語った。
「魂を宿らせること。そしてストーリィを作りましょう。血液型まで細かく決めます。あとは、皆だったらファンの皆さんと作ることかな。キティもそうやって、ファンの人から色々な意見を聞いていろんなキティが出来たんですよ。」
1． 魂を宿らせること。
2． ストーリー作り。
3． キャラクターの詳細設定。
4． ファン（顧客）の要望に答える。
この4つである。

それでもハローキティは当初、人気が出なかったという。
いわゆるアイドルの握手会・サイン会ようなものを開き、キティという存在を広める活動もあったとのこと。
今となっては世界に誇る日本の文化の象徴でもあるが、デザイナー山口は「まだまだ世界で活躍なんて出来ていません。まだまだスタート地点だと思って、チラシ配りからやろうかな、なんて思ってます。」この純粋で真摯な心と、一重にただキティちゃんにかける愛情。
これこそが「キャラクタービジネス」を成功させ、大きくする秘訣なのではないだろうか。