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  • 2016.09.01

【レポート】総勢11組のガールズロックバンドが集結!「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」レポート!!

Chusday.

ガールズロックバンドたちの中から、ネクストブレイクするであろうユニットを集め、季節の変わり目に定期開催されるガールズロックの祭典「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!!」をご存知だろうか。

2014年の夏からはじまったこのイベントは、年々規模を大きくし、いまではガールズバンドが目指すひとつの登竜門的な存在になっている。

先日、8月28日、「Zepp Tokyo」で、ガールズロックフェス「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」が開催された。

出演したのは、下記の11組。どのユニットも尖っていて、非常に個性的だ。

どれもホットなメンツにライブの来場者は大熱狂!! ライブではさまざまなドラマが描き出された。

–出演ユニット–

HONEBONE
葉月あすか
HERe:NE
ガールズロックバンド革命
CASPA
SEKIRARA
Risky Melody
CANDY GO!GO!
Split BoB
Chu’s day.
Cherry Hearts

HONEBONE

トップを飾った「HONEBONE」は、アコースティックなスタイルで、オリジナル楽曲の『満月こわい』、『夏が嫌いになっちゃった』など、歌詞に感情の塊をぶつける。

「歌に嘘はつけない」と歌い手・EMILY (エミリ)は言う。奇麗事など一切口にすることなく、感じたままを歌にぶち撒けていく。その潔さこそが「HONEBONE」ならではの楽しみ方だ。

葉月あすか

「葉月あすか」は”ロック、アイドル、アニソン”と3つの要素をセットリストの中へと組み込んだ。

オケとバンド演奏の両方を用いながら、オリジナルと中川翔子の『空色デイズ』などのカバー曲を織りまぜた熱いステージを展開。かわいい姿に、あふれんばかりのロックなエナジーを発揮する彼女の存在はあなどれない。

HERe:NE

「HERe:NE(ヘレーネ)」は、ボーカルの和鬼子(わきこ)が病欠というアクシデントに見舞われた。そのため、サポートメンバーを呼んでのステージとなった。

舞台上から”しゃもじ”を客席に投げ飛ばし、サークルモッシュが起こるほどの熱狂ぶりに、圧倒された観客も多かったはずだ。楽しむことに理由も規則もスタイルも関係ない。心がはしゃぐままに騒げばいい。その風景を「HERe:NE」は作り上げた。

ガールズロックバンド革命

「ガールズロックバンド革命」のライブは、終始、ポテンシャルの高い演奏が炸裂した。

彼女たちの熱い気持ちは、青春の輝きにも似た眩しい感情を『sparkling smile』を通して客席に届いたに違いない。場内中から雄叫びが上がり、拳を突き上げる観客たち。その叫びがより強くなったときに、彼女たちの歌が革命を起こしてくれるのではないかと思う。

CASPA

「CASPA」の音楽は、キラキラと眩しいという表現がよく似合うと思う。

楽曲『The End Of The World』に触れると、夢見る気持ちを信じたくなる。そんな錯覚を起こしてくれる。つぎの楽曲『歌をうたえば』を聞くと、気持ちの奥底から昂揚した感情が次々と沸き上がってくる。

ワクワクとした感情と一歩踏み出してみようという勇気が不思議と生まれるステージだった。

SEKIRARA

凄まじいエナジーに包まれた衝撃を塗り重ねるように、舞台上から『コドモダマシノ夜』が解き放たれた。

スリリングな演奏が緩急巧みに物語を描くステージを演出したのは「SEKIRARA」のステージだ。轟音に乗せ、わだかまった気持ちを一気に解き放つように響き出す楽曲『メリーゴーランド』は、鋭い衝撃を客席に与える。

ギターボーカル・大波ユリカの歌声から、はサディスティックなほど挑発する”気”があふれていた。彼女の歌声に攻められたら、熱狂を傾けるしかないだろう。

Risky Melody

スペクタクルな映画の始まりのような、勇壮で雄大な緊張感を持って物語が幕を開けた。

「Risky Melody」が紡ぐ物語は、観客がキャストとなり、ともにストーリーを描いてゆく楽しさのようなものを感じさせる。楽曲自体がシンフォニックロックな雰囲気を持っているからこそ、一つひとつの展開を一緒に塗り広げたくなる。まさに『情熱Splash!』なライブを展開してくれた。

CANDY GO!GO!

いつもは、オケを用いてのステージだが、この日の「CANDY GO!GO!」は生バンドを従えてのライブという気合いの入れようだった。去りゆく夏をグイグイ常夏へ引き戻すようにな情熱満載で、楽曲『ワンチャン☆サマー』を歌い、アクセル全開で暴走するステージを披露。

この日は、バンド演奏が似合うビートロック曲を中心に揃え「アイドルとロックの融合体」という主張を見せてくれた。終始、熱狂と絶叫の渦が巻き起こったのも道理だ。

Split BoB

楽曲 『Parallel World』を合図に、場内のテンションは一気に爆発した。パワフルな演奏を真正面からぶつけると、観客たちの熱はますますヒートアップ。

つかみのある楽曲に重厚な演奏が流れると、身体が震えるほどの興奮を覚えた。彼女たちのぶれることのない姿勢が、熱狂的な支持者を増やし続けているのだ。

Chu’s day.

「Chu’s day.」の歌はどれも、楽曲に触れた人たちを青春ドラマの主人公のように変えていく。そんな青春時代に抱いていた熱い気持ちを楽曲に乗せ、観客を熱狂の渦に巻き込んでくれる。それが彼女たち「Chu’s day.」のステージだ。

Cherry Hearts

ハッピーな香りを振りまく、楽しくはっちゃけたガールズバンドらしいライブを展開してくれたのは「Cherry Hearts」。

楽曲『Hello』や『My Way』、『Weekend Warrior』など、ガーリーなロックビートが、全力ではしゃぎたいトキメキを与えてくれる。誰もが思いきりタオルを振りまわし、はち切れんばかりの笑顔でぶつかり続ける。そんなハッピーな興奮を与えてくれた。

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【写真=樋口明日香、熊谷美妃、三村愛】
【取材=長澤智典】
【編集=アイドルジャーナル社】

「GIRLS ROCK SPLASH!!」 Web
http://girlsrocksplash.com/

-セットリスト-
HONEBONE
『ドクター』
『満月こわい』
『夏が嫌いになっちゃった』
『骸骨』
『フリーター』

葉月あすか
『僕たちの虹』
『空色デイス』(中川翔子)
『トライアル』
『Tampopo Zeppelin』
『初恋サイダー』(Buono!)
『Rising Hope』(LiSA)
『トライアル』

HERe:NE
『あおりかしら』
『声を出そうかしら』
『手をつなごうかしら』
『しゃもじかしら』
『モッシュかしら2』
『Golem(ゴーレム)』
『肉弾戦』
『Go!Go!BREAK!』

ガールズロックバンド革命
『MOMENT』
『バイブレーション』
『ランナーチェイス』
『sparkling smile』
『声』

CASPA
『The End Of The World』
『Goodbye Sayonara』
『Sally』
『静寂と光』
『Beautiful Dreamer』
『歌をうたえば』

SEKIRARA
『まぶしい朝』
『コドモダマシノ夜』
『一秒でも長く君の記憶になりたい』
『メリーゴーランド』
『はじめからいらない愛だった』
『嘘』

Risky Melody
『A NEW DAY』
『情熱Splash!』
『Pierrot』
『ペチュニアの咲く丘』
『ALL AS ONE』
『Risky Melody』

CANDY GO!GO!
『Cinderella Call』
『絶対加速少女C』
『ワンチャン☆サマー』
『endroll』
『overdrive』
『NERVOUS VENUS』

Split BoB
『Parallel World』
『スターになれない』
『BE READY』
『スパイス』
『幻想の中で』
『FLY HIGH LIAR』

Chu’s day.
『Cycling』
『HOT GIRL』
『Hip Hip Hooray』
『Lovesick girl』
『GLORY DAYS』
『RUSH!!』

CherryHearts
『Hello』
『青春レジスタンス』
『My Way』
『Weekend Warrior』
『ねがいごと』
『Beautiful Days』
『Life goes ON!!』

HONEBONE
葉月あすか
HERe:NE
ガールズロックバンド革命
CASPA
SEKIRARA
Risky Melody
CANDY GO!GO!
Split BoB
Chu’s day.
Cherry Hearts

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