指原莉乃の「ただいまよりＨＫＴ４８、春の大運動会を開始します！」の宣言で始まったＨＫＴ48単独公演。昨年３月にＣＤデビューし、１年と16日での同所でのライブはこれまでの記録を塗り替え、日本人アーティストとして史上最速となります。

メンバーは全員、体操服姿で登場。客席のファンのみなさんの協力も得ての大玉転がしや、メンバーがステージ上で組体操をしたりと、「大運動会」という名の公演に会場はスタートから大盛り上がり。1人だけブルマ姿で登場となった指原は周りのメンバーから突っ込まれ、「みんなブルマって聞いてたのに・・・」と恥ずかしがっていました。

冒頭ＭＣ明け、新チーム体制（チームＨ・チームＫⅣ）での初パフォーマンスを行い、大組閣祭りでＨＫＴ４８と兼任になった木本花音（ＳＫＥ48チームＥ兼任）も登場。会場からは大きな拍手がおこっていました。
木本は「まだまだ足りない点もたくさんあると思うんですが、ＨＫＴ４８の力になっていきたいと思います」と力強く語りました。
続いて先月、九州７県ツアーファイナルの福岡公演で好評だった懐かしの名曲をカバーする「ＨＫＴ４８ザ・ベスト５」のコーナーが復活。
司会はアナログタロウさんが務め、曲振りとともにメンバーのどうでもいい情報を紹介し、会場を沸かせました。
最年少コンビの田中美久・矢吹奈子は、自分たちが産まれる前にヒットしたＳＰＥＥＤさんの「Ｂｏｄｙ＆Ｓｏｕｌ」を、指原莉乃はゲストにマーティ・フリードマンさんを迎えアン・ルイスさんの「あゝ無情」を、コーナーラストは全員でおニャン子クラブさんの「セーラー服を脱がさないで」を披露しました。
公演中盤には、本日の為に書き下ろされた、田中美久と矢吹奈子のオリジナル曲「生意気リップス」を初披露。
緊張していた２人ですが、ステージ上を元気に駆け回っていました。
本編ラスト、大組閣祭りで移籍が決定している中西智代梨（ＡＫＢ４８）と谷真理佳（ＳＫＥ４８）を送り出すという場面では、同じく今回書き下ろされた「今君を想う」を全員で歌い上げ、メンバー皆、涙を流し、２人との別れを惜しんでいました。
中西は「すごく幸せです」と声を震わせ、谷も「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、
これまでＨＫＴ４８メンバーとしての活動を応援してくださったお客様へ、最後は笑顔で手を振って声援に応えていました。
この日の夜にはＮＭＢ４８コンサートのコンサートも行われました。