マンガ雑誌『Kiss』(講談社)で連載中の海野つなみの社会派ラブコメディ『逃げるは恥だが役に立つ』が、10月11日TBS系でドラマ化する。
職なし・彼氏なし・居場所なしのガッキーこと新垣結衣クン扮する主人公・森山みくりが、星野源扮する恋愛経験のない35歳の独身サラリーマン・津崎平匡と「仕事として結婚」する。
同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。バレてはいけない秘密の契約結婚の行方は一体どうなっていくのか。
このドラマのオープニング曲を担当するのは、姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」だ。
歌担当の「もも」とアコーディオン担当の「小春」は、独特な音楽性や世界観でドラマ、映画、テレビ番組の主題歌や有名アーティストへの楽曲提供をしている。しかもミスチルもとい「Mr.Children」のライブサポートまでしているという。
番組プロデューサーは、彼女たちの起用について次のように語る。
「今回のドラマは『契約結婚』をテーマにしています。『契約結婚』は幻想のようですが、ドラマの中では、そんな不思議な縁で結ばれた男女2人の毎日の生活という現実を描きます。ファンタジーのようで手触り感のある、そんな世界観を引っ張っていくオープニングテーマは、チャラン・ポ・ランタンしかない」
ガッキー主演ドラマの楽曲提供に彼女たちも「ガッキーと星野源のドラマのオープニング!?」と大コーフンだったそうだ。
担当が決まってからは、原作を読み込んで楽曲を書き下ろしたのだという。
「初めて作品を読んだとき、もどかしい男女のやりとり、恋のはじまりに心が躍って、
気付けば全巻買っていて完全にトリコになっていました(笑)。
いまの時代じゃ当たり前に身近にあるお話だと思うし、私たちは主人公のみくりと同世代でもあるので、そんな自分とも遠くない、自分にとっても楽しみであるドラマのはじまりを彩る曲を歌えることがとても嬉しいです!」
作品の世界観を理解した彼女たちが奏でる音色はドラマの顔になるだろう。