2月11日、デビュー10周年となる女優・飛鳥凛クンが主演の映画『ホワイトリリー』が公開となる。
ロマンポルノ初主演にして、はじめての濡れ場に挑戦したという。自らを慰め流だけでなく、女性同士でのラブシーンなど初体験だらけの作品に注目が集まっている。
同作はロマンポルノの誕生45周年を記念した再起動プロジェクトの1つ。ホラー映画『リング』でも有名な中田秀夫監督がメガホンを取った渾身の作品だ。
昨年の第22回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映され、3月31日からスイス・フリブール国際映画祭の上映が予定されているほか、香港などの海外公開が決定しているという。
中田秀夫監督は、飛鳥凛クンについて絶賛している。
「背もすらっと高く、また美しく強い瞳を持っている女優さんだと思いました。そしてその瞳には『必ずこの主役を射止めてみせる!』という固い意志が宿っていた。
ほかの100名近いオーディションにいらした女優さんたちも同じ思いだったと思いますが、やはり、男女双方の視点から見て『惹きつけられる美しさ』を持っている」
また、2月6日に発売されたヌード写真集『凛』(講談社)について、「思わず嫉妬を覚えた。私の知らぬ、大人の飛鳥凛」と語った。
同写真集は、映画『ホワイトリリー』のアフター&サイドストーリーをイメージして制作しており、映画の余白を埋める作品という位置付けだ。
雨の温泉街、旅館の浴場、古びたバーや人目につかない入江、砂丘など。
昭和ロマンポルノの世界観を漂わせながらも、そこに佇む飛鳥凛クンが現代的な美しい肢体をさらすギャップは詩的でエロティックな情感に溢れている。
映画と写真集の両方で、彼女の持つ世界観に浸ってみてはいかがだろうか。