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官民協働アイドル「SAGEMON GIRLS」が台湾で話題にアジア地域で1万2000件「いいね！」集める

福岡県柳川市と柳川市フィルムコミッションが共同ではじめた企画「SAGEMON GIRLS」のミュージックビデオ「雨」が、台湾・タイなどのアジア地域で話題となっている。

アジア地域では、MVの公開後2週間で累計1万2000件以上も「いいね！」され、高校生を中心に「ぴちぴちちゃぷちゃぷちゃぷ」という楽曲のフレーズや振付が真似される現象も起きているという。

同ユニットは元々、福岡県柳川市をPRする動画のために一度だけ結成された企画で、2016年2月に公開したPRダンスムービー『SAGEMONGIRLS』第一弾のPR動画は、アジア各国を中心にのべ1000万回以上も再生される人気を誇った。

それを機に、メンバーを一新して本格的にデビューすることとなった。

『SAGEMON GIRLS』ミュージックビデオ URL： https://youtu.be/aKUuOD-JaWc

第二弾の撮影場所は、台湾の商店街・九份だ。アニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった地区とも言われており、エキゾチックな空気感が楽しめる。

福岡県柳川市の観光客の多くが台湾人であることから、日本と台湾の交流人口を増やす目的でロケ地を選んだ。

世界的にも有名な観光名所・九份は、観光客や地元の人でごった返す繁華街だ。現場で起こるハプニングも覚悟の上で、ワンカット×ワンテイクのゲリラ撮影をおこなった。

撮影開始ギリギリまで人混みが引かない上にゴミ収集車が作業をし始めたり、土砂降りの雨が降ったりと、撮影環境は決していいとは言えない状況だ。

作曲・作詞も担当したT&Eプロデューサーの肥後岳志氏は「雨ふりをモチーフにした曲なので、降っても良いと考えていましたが、あまりの豪雨で正直戸惑いました」と撮影時の状況を語る。

「それを押し切ってGoサインを出したのですが、カメラマンからは機材が壊れるかもしれないと嫌がられ、どうなることかと思いましたが、新生メンバーの頑張りによって助けられました」

結果的には、現場の臨場感や緊張感も織り交ぜられた作品に仕上がった。

同ユニットのメンバーたちは、大学ミスコンのグランプリ受賞者やお天気キャスターのほか、全国放送のドラマや大手企業などのCM契約が決まっているような粒ぞろいだという。

ここから先の展開に期待したい。

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