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  • 2016.09.08

ライブレポート「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」(1/11)|HONEBONE

HONEBONE

ライブハウスを舞台に活動しているガールズロックバンドたちのなかから、ネクストブレイクするであろうユニットを集めたガールズロックフェス「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」のレポートをお届けする。

8月28日にZepp Tokyoでおこなわれたこのイベントは以下、11組の面々が出演。

HONEBONE
葉月あすか
HERe:NE
ガールズロックバンド革命
CASPA
SEKIRARA
Risky Melody
CANDY GO!GO!
Split BoB
Chu’s day.
Cherry Hearts

はじめにお届けするレポートは、日本とアメリカのハーフでボーカル担当のEMIRYと編曲担当のKAWAGUCHIからなるフォークデュオユニット「HONEBONE(ホネボーン)」のライブだ。2006年に結成したロックバンドの魂を引き継いで、「完全無所属」で都内を中心に活動している。

アコースティックギターに歌をのせてはじめに届けた曲は『ドクター』。

ギターの音に乗せ、自らの体験を語るようにEMILYは歌いかける。なんとも生々しい歌詞に軽いショックを受ける。

なぜ満月が怖くて嫌いなのかを歌った『満月こわい』。昔、いじめられていた体験や自らの歪んだ青春時代を詰め込んだ楽曲『するめいか』など、とても深刻な心の痛みを、あっけらかんと彼女は歌う。だから、深い傷さえも真正面から受け止められたのだろう。

HONEBONE – 2nd Album 『SKELETON』 Trailer Movie

続いて『夏が嫌いになっちゃった』理由を、いろんな事象を例えてEMILYは歌いかけてくる。

本当は大好きな夏。でも、そこに忘れられない辛い思い出があるからこそ、夏が嫌いになってしまった。

曲を聞いているだけで生々しい思いが伝わって来る。

HONEBONE史上最も暗い曲として語りながら歌った『骸骨』では、精神的なショックからの激痩せや楽になりたいと願う病んだ心情を歌いかける。それでも「前向きになれ」というメッセージは忘れない。

「私は屑なんです!」と自虐的に叫びながら歌いあげた最後の曲『フリーター』では、赤裸々にプライベートな性格と心情をぶちまけた。

歌に嘘はつけないとEMILYは言う。

綺麗事など一切口にすることなく、思ったままをぶちまけていくスタイルが「HONEBONE」の持ち味だ。

つづいては、葉月あすかクンのレポート!!
【取材=長澤智典】
【編集=アイドルジャーナル社】

HONEBONE Official Webサイト [http://www.honebone.net/]


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