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  • 2017.01.31

慶應生ラッパー「春ねむり」最新MVでリアルな爆発演出を企画「現在のJ-POPをぶっ壊したい」

春ねむり

2016年夏にデビューしたばかりの新人ラッパー・春ねむりクンが新しいプロジェクトを開始した。

ラジオ番組「THE HANGOUT」(J-WAVE)の出演をきっかけに生まれた曲『さよならぼくのシンデレラ』のミュージックビデオの制作に取り組むという。

この番組のパーソナリティは蔦谷好位置。

これまで、YUKIやSuperflyなどのアーティストを生み出して来た音楽プロデューサーだ。

番組の最終回に向けて、リスナーへプレゼントする曲にラップを乗せて欲しいという話からこのプロジェクトは発信した。

ミュージックビデオの打ち合わせを重ねるうちに、監督の加藤マニから「爆発」や「壊す」イメージの映像を作りたいという提案があった。そこで特撮でよく見かけるリアルな「爆発」を演出として取り入れるためにクラウドファンディングによる資金集めを開始した。

「今回、目標最低金額は30万円に設定しました。これはあくまで、通常のMVを作成するための予算です。

正直なところ、目標最低金額の30万円という金額は、春ねむりのCD売上でなんとか用意することのできる金額です」

と春ねむりクンは語る。だったら、なぜ資金調達をするのか。

「わたしは、このプロジェクトを通して、みなさんと現実で『爆発』や『破壊』を為したい。みなさんとわたしで現在のJ-POPをぶっ壊したい。そして、あたらしく生まれたいのです」

春ねむりと爆発!:

特殊な撮影のためには100〜200万円の予算がかかる。

実際、クラウドファンディングに協力した際にもらえるリターン(お礼)の内容を見ると利益が目的というわけでもないことがわかる。

例えば、10万円のリターンは、春ねむりクンとジャミロクワイのライブをS席で見られる権利だ。

チケットの定価は1万2000円。もちろん確実にチケットを手に入れられるかどうかも難しい。余ったチケットを売買サイトでも2万円近い金額が提示されている。マネージャーが同行するので、おおよそ6万円の予算がかかる。

さらに15万円のリターンは、映画館を貸し切って資金サポートした1名のためだけにミュージックビデオ上映会とライブをやるというとんでもない内容だ。

ほとんど手間がかかるだけで赤字とも言えるような企画内容からわかるように、ただラップ界を応援するファンと一緒に新しい何かを成し遂げたいというプロモーションのためのプロジェクトということがわかる。

彼女が生み出すビッグバンは一体どのような形になるのだろうか。新しい試みをシェアして応援しよう!

「さよならぼくのシンデレラ」CAMPFIRE試聴用:


さよなら、ユースフォビア 春ねむり 形式: CD

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